生きるもの全てに優しく降り注ぐもの


なくてはならない、大切なもの


俺にとってのお前は、『それ』に等しい存在だった―――――





ひかり










お前が笑う

そして周りには人が集まってゆく

じゃれつくやつがいる

楽しそうに笑うやつがいる

その中心に、お前はいるのだな

いつもそうやって、無意識に人を惹きつける

それがとても誇らしくあり・・・そして羨ましい


俺とお前はあまりにかけ離れた存在で

とても、遠くて

あまりに眩しすぎて


苦しいよ



お前は知らなかっただろう

俺がこんなに羨んでいたなんて

知らないだろう?

本当は今でも、時々不安になることがあるなんて


『俺は、お前の傍にいて・・・いいのか?』


あの日お前は怒ったけれど

だけど俺は俺の価値を知らない

お前に惹かれる弱い自分しか、知らないんだ

だから、途方もない恐怖が襲い掛かってくる


足元がぐらぐら揺れて



崩れ落ちそうだよ





俺にとって、お前はひかり


なくてはならない

けれど


触れることの叶わない



遠い存在





ごめんな





end

・・・詩?
ですらない気もしますが(笑)
とことんネガティブなシグルドさんでした。
自分をとにかく低く見ている彼は未だに自信がないんです。
ひょっとしたらただの気まぐれだったんじゃないかとか、考え出すとどこまででも暗くなれるという(笑)
最後の『ごめんな』はいろんなことに対する謝罪です。
それを知ればまたハーヴェイさんが怒るんですけど。
そういう、よくわかんない話、です。

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